24.8.21「カルカル」その魅力とは?

待ちのぞむ

ILLUMINUSの公演やイベントで使用されることの多い「東京カルチャーカルチャー」。通称:カルカルと呼ばれ愛される当館は、2016年にお台場より渋谷区に移転した。

この記事では、ILLUMIUSとも縁深い「カルカル」へのアクセスや周辺情報、会場の様子など、訪問前に知っておくと良いポイントを徹底解説!カルカルを愛する人なら知っているであろうポイントも紹介するので、訪れたことのある方もぜひ楽しみに読んでみてほしい。

 

*会場概要:ILLUMINUSの聖地!?「カルカル」とは…。

 

東京カルチャーカルチャー(以下、カルカル)は、東京都渋谷区にあるイベントハウス型飲食店。「あらゆるものをイベントに!」をコンセプトとしており、「見たことのない掛け算」をテーマにライブエンターテイメントを創造するILLUMIUSにとっては、まさにぴったりの会場だ!

イベントによってはフードの提供も行っており、立食ビュッフェ形式から着席のシアター形式にまで対応する。実際、ILLUMINUS CREW 忘年会2023では、その日限りのイベントオリジナルメニューが提供されたことも…。飲食しながらイベントを楽しむことができるというのは、観客にとっても大きな魅力の1つだろう。

 

*アクセス・周辺情報:駅チカで周辺施設も充実!2本のエスカレーターの秘密

カルカルは、東京メトロ「渋谷駅」B1(旧13番)出口すぐ正面に、JR・東急・東京メトロ各線「渋谷駅」からは明治通りを原宿方面(宮益坂側)へ徒歩5分ほどで到着する駅チカ会場だ。

MIYASHITA PARKの向かい、cocotiSHIBUYA内にあるので初めてでもわかりやすく、1F入口のエスカレーターで4Fまで上がればほぼ左目の前がエントランスのため、迷うことは少ないだろう。公式HPには簡易的な地図の記載もあるので、不安がある方は事前にご確認を。

同建物内にカフェやレストランがあるのはもちろん、周辺も飲食やショッピングには十分な充実具合なので、早く到着してしまった際やマチソワ間の時間つぶしには困らない。

難点があるとするならば、渋谷という立地だけあって、平日休日問わず一般客での混み合いをみせること。時間には余裕をもって行動しよう。また、当館が入るcocotiSHIBUYAは21時閉店のため、観劇後のトークに花を咲かせる食事場所は別途探しておく必要がありそうだ。

ここで1つ、ポイントをご紹介!訪れたことがある方はご存じだろうが、cocotiSHIBUYAの1Fからは上りエスカレーターが2本走っている。

向かって左が2Fに、右が3Fに直行するもので、4Fのカルカルを目指す際にはついつい右で3Fへ直行してしまいがちなものだが、実は歩行距離で考えると2Fを経由した方が早いという事実が!この意外なポイントは、早めの整理番号を勝ち取りたい際や開演ギリギリの際などにぜひ役立ててほしい。

*ロビー・お手洗い:待機はNG!スムーズな入場を

 

4Fエントランスに上がり、「TOKYO CULTURE CULTURE」と少しレトロ感のある看板が掲げられているのがカルカルの目印(この看板はなんと、創設当時の部長がDIYで作成したものとのこと! )。

ロビーはほぼなく、エントランスから会場までをつなぐ廊下のようなスペースしかない。整理番号順の入場の際は、自分の番号を待つ人々で受付前があふれてしまう状態だ。長時間の待機や待ち合わせには向かず周辺への迷惑にもなりかねないため、開場後はスムーズな入場・着席を心がけよう。

お手洗いは、受付の左手に男女それぞれ用意がある。女性用は3つと、けして多くはないため、入場前に他階や別場所で済ませてくるのもよいかもしれない。

また、喫煙所、クローク・ロッカーの用意はない。遠征で大荷物になる際は、ホテルに預けるか渋谷駅のロッカーを活用するなどの必要がありそうだ。

*座席や見やすさ:フラットな座席配置とストレスのない音響

 

カルカルは着席数148席とコンパクトだが天井が高く、息苦しさは感じない。フロア自体は正方形に近くフラットな席となるため、座席配置によっては前方に座っている人の頭や身体が視界の妨げになり一部見えにくさが発生するかもしれない。

しかしステージが高めに設定されているため、前列は見上げる形で、後列は自然な角度で見られ、「まったく見えない」ということはないだろう。平均身長よりもだいぶ小柄な筆者が後列に座った際も、ステージの地面まで見ることができた。

また音響設備が整っているのか、音は後列でも聞きりやすくストレスを感じない。これは観劇にとって大きなポイントだ。

長時間の観劇の際は、座席によって少し肌寒く感じることもあるため、羽織りものを用意しておいたほうがよさそう。ただ、MAXまで増席した場合の座席間はそう広くはないため、荷物は必ず座席の下に入れられるサイズで、通路や周囲への配慮をする必要がある。

ちなみに、ステージ壁の上部には「Every thing will be Stage」という刻印が…。着席後に余裕がある際は、コンセプトをぶらさないカルカルらしさが垣間見える、そんな箇所もぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

駅チカで周辺施設も充実の「東京カルチャーカルチャー」。訪れた際は、ぜひこの記事の内容も思い出して楽しくイベントに参加してほしい。

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会場概要
■住所
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocotiSHIBUYA 4F
■最寄り駅・アクセス
東京メトロ「渋谷駅」B1(旧13番)出口正面
JR・東急・東京メトロ各線「渋谷駅」より明治通りを原宿方面(宮益坂側)に徒歩5分
■座席数
スタンディング形式: 250人
シアター形式: 148人着席
ビュッフェ形式: 120人
立食ビュッフェ形式 :150人
■喫煙所
なし
■コインロッカー・クローク
なし
■公式HP
https://tokyocultureculture.com/

※この記事の内容は2024年7月現在の情報です。
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取材・文:今田夏見

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