24.10.20王たちの流儀 Vol.2:米原幸佑

語りあう

王ステシリーズに縁深い俳優たちの王ステシリーズへの秘めた思いや素顔に迫るSKETCH新連載企画、『王たちの流儀』。

第二弾は、王ステシリーズに4度の出演、音楽活動の経験を生かして『王ステ THE LIVE 2024』でも大活躍だった、米原幸佑さんにフォーカスする。

 

人々は彼を“救世主”と呼んだ

時にラスボスとして、時に主人公として、シリーズの軸を担ってきた彼が語る“王ステ”とは?

インタビューの前に、米原さんがこれまで演じてきた王ステシリーズのキャラクターたちを振り返っていこう。

『黒の王』メフメト2世

ヴラドが治める小国ワラキアに襲いかかる大国オスマン帝国の皇帝。

幼い頃から、自らの目的の為ならば例え親兄弟でも容赦はしない冷酷さと、敵国の者であっても能力があれば取り立てる大胆さを併せ持つ。作のラスボスである。

『屍の王』

ウィレム

本作の主人公であり、スペイン領ネーデルラントを治める貴族オラニエの当主。

スペイン国王フェリペ2世によるカトリックの強制と圧政に反旗をひるがえし、ネーデルラントの独立を宣言する。それが80年にも及ぶ戦争の始まりとは知らずに。

彼の意思は多くの仲間や息子たちへと引き継がれ、やがて時代をも動かす力となる。

 

マウリッツ

ウィレムの息子でフレデリックの兄。父亡き後、その意思を継いで独立戦争の指揮をとった。

訓練によって強い兵士を育て軍を強化する軍事革命や、貿易によって国を豊かにする経済革命など、高い政治的手腕でネーデルラントの国力を底上げする。

徹底した合理主義者であり、重臣であっても自らの目的の為ならば切り捨てることも。

 

フレデリック

ウィレムの息子でフレデリックの弟。

父と兄が起こした独立戦争を一度は降伏し終わらせようとするが、従者たちや先祖が遺(のこ)した思いに奮い立ち、仲間とともにヴラドたちへ最後の決戦を挑む。

彼の一太刀は、ヴラドに人として生きる心を取り戻させた。やがて戦争は終結し、ネーデルラントは独立を果たす。

『蒼穹の王』イヴリン

主人公・オリヴァーのかつての従者。

今はイーム村一帯を治めるデヴォンシャー公爵に仕え、黒死病の蔓延するイーム村粛清にやってきたオリヴァーの前に、宿敵として立ちはだかる。

ラスボス、主人公ときて、今作では○○○○のポジションである(ここはぜひインタビュー内で答え合わせを!)。

『黄昏の王』ウィリアム

現在上演中の最新作『黄昏の王』でぜひ目撃して欲しい。 

以上が、米原さんがこれまで演じてきた全6キャラクターである。

どのキャラクターもまったく異なった重要ポジションだが、それらを演じてきた彼は、王ステについていったい何を語るのか?その胸の内に迫る。

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王たちの流儀 Vol.2:米原幸佑
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