24.9.7王たちの流儀 Vol.1:高岡裕貴

語りあう

王ステシリーズに縁深い俳優たちの王ステシリーズへの秘めた思いや素顔に迫るSKETCH新連載企画、『王たちの流儀』。

第一弾は、王ステシリーズ唯一、『黒の王』から最新作『黄昏の王』までの全6作品に別々の役で出演している高岡裕貴さんにスポットライトを当てる。

 

彼こそが"歴史の観測者"

シリーズの歩みをいちばん近くで観てきた彼が語る"王ステ"とは?インタビューの前に、高岡さんがこれまで演じてきた王ステシリーズのキャラクターたちを振り返っていこう。

『黒の王』ラマザン兵隊長

ヴラド率いるワラキア軍の前に立ちはだかる強大な敵オスマン帝国軍の兵隊長。

やや脳筋気味な彼だが、ひとたび剣を振るえば並の兵士では相手にならない。一見ただの荒くれ者に見える彼には洗っても落ちぬ自責の過去があるようだ…。

『星屑の王』ジョバンニ

イタリアの名門メディチ家の生まれ。チェーザレの友であり、時に手を取り、時には敵対する。

口ではチェーザレに尊大な態度を取るも根は臆病な性格。後にローマ教皇となる。

ラマザン隊長とは対照的に、政治には長けるが戦闘力は低め。

『屍の王』エイトン

少年時代、ワーテルヘーゼンの進撃の際にウィレムと出会い、以後その息子マウリッツ、フレデリックと3代にわたって仕え、戦争終結まで戦い抜いた。

知力、戦闘力共に高めであり、ボウリング大会の司会もこなすシリーズ屈指の有能キャラ。

『黎明の王』ラドゥロヴィッチ

黒死病と謎の怪物の襲撃に悩まされる町ソロトゥサの猟師。強気で勇敢な性格であり、ニコラの捜索に赴くジェリコにも真っ先に協力を申し出る。

町民の中では高い戦闘力と、猟師の勘を併せ持つ。筆者的発音が難しいキャラランキング第1位。

『蒼穹の王』ストーン

黒死病に苦しむイーム村の村人であり町医者。

生への執着が人一倍強く、いちばんに敵を見つけては仲間を置いてダッシュで逃げる。しかし仲間を思う気持ちが無いかというとそうではない。王ステシリーズの中でもいちばん人間らしいキャラクターと言える。

以上が高岡さんが演じてきた全5キャラクターである。

作品ごとに全く違った印象のキャラクターを的確に演じ分ける彼の、胸の内に秘めた王ステへのアツい思いとは…?

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王たちの流儀 Vol.1:高岡裕貴
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