24.12.19初代イルミナスターが“栄光の一年”を語る

思いだす

2023年の暮れ、ILLUMINUS初の忘年会イベントが、キャストとファンの「乾杯〜!」の合図とともに東京カルチャーカルチャーで開催された。

 

お酒と食事を楽しみながら、普段の公演とはひと味違った素の表情に近いキャストとおおいに盛り上がったひととき。

そこで催されたメンズ・ガールズ作品から出題されるクイズ“イルミナスター”決定戦にて、年の瀬の熱戦を制した2人のファンがいる。

なんと景品は、ILLUMINUSすべての公演が一年間無料で観劇できるフリーパスチケットの贈呈だ。

 

イルミナスターのネーミングは、マリオのスター状態が由来だという。まさに、今年一年、無敵の状態で観劇を謳歌したファンの声を聞こうではないか。

--ILLMINUSとの出会い・初めて触れた作品をおしえてください!

 

かずっちさん:舞台「女王輪舞」です。

アイドル時代から知る日和ゆずさんが、復活して活躍の場を舞台に移していく流れでお芝居の世界に触れ、色々と観ていくうちにどんどん観劇にハマっていきました。

 

今では『女王ステ』オタクを自認しているくらいで、今年だと舞台「楽園の女王」はイルミナスターのチケットも含めて、全8公演を全通しました。

 

hinaさん:『王ステシリーズ3作目の舞台「屍の王」です。

 

きっかけは佐藤(弘樹)さん、鵜飼(主水)さん、足立(英昭)さんのことを以前から存じており、3人が共演する作品ということで観劇させていただきました。

 

--優勝した時のお気持ちをお聞かせください。

 

かずっちさん:同率正解者がいる中での決勝問題が、早押しで「女王ステの悪魔召喚の呪文を唱えてください」というものでした。

 

私は「よっしゃ!きたーーーーーーー!」と心のなかでガッツポーズしながら即座に挙手。

周りは「そんなの言えるかー!」という感じでザワついていましたが、私は酔っぱらっていてもスラスラと詠唱できましたね。

『女王ステ』の楽曲が好きで自然と口ずさんでしまうほどなので、悪魔召喚もペラペラでした。(笑)

 

hinaさん:もう一年前なので記憶が曖昧なところもありますが、たしか4問目の答え合わせが終了した時点で「現時点で、全問正解者いますか?」と振られ、その時にすでに自分1人でした。

 

唯一の全問正解者ということを誇らしく思いました!

 

--イルミナスターになって、ご自身の観劇生活はどのように変わりましたか?

 

かずっちさん:限られた予算のなかで、おもしろそうだけど買うまでには至らない舞台ってあるじゃないですか。

 

これまで足を運びづらかったメンズのコメディ作品(「勤人落語」、Improvised Skit Series「ジャージーズ」など)や、守備範囲ではなかった声優さんがキャストのときの「麗和落語」にも足を伸ばすことができました。おかげさまでどの舞台にも気軽に行けましたね!

 

hinaさん:嬉しいことに私が初観劇した『屍の王』から、観客動員など、いろいろなものが大きくなりました。

 

そんななか、どんな公演も確実に観劇できるスターの特権はありがたいです。絶対に1公演は観れるんだっていう安心感!これに尽きますね。

 

--イルミナスターの権利でどのような公演を楽しまれましたか?

 

かずっちさん:たくさん観に行かせていただきましたが、「勤人落語」を挙げたいです!

メンズ作品は、これまで観劇したのは『王ステ』のみでしたが、「麗和落語」を観てきているので、男性版の「勤人落語」もおもしろいに違いないと期待があって、女性ファンひしめく中ポツリ最前のすみっこの方で存分に楽しませていただきました!

 

後日、「勤人落語」のアフターイベントでキャストの方々が、「男性のお客さまも居てうれしかった」とお話しされていたと伝え聞きまして、行ってほんとうに良かったと思いました。

 

hinaさん:舞台「イリス・ノワール」シリーズです!世界観が個人的に好みでした。

 

最近の公演では、23作品のImprovised Skit Series「ジャージーズ」や「サウナ菩薩」も楽しく観劇させていただきました。

 

--イルミナスターのおすすめポイントをおしえてください!

 

かずっちさん:席を一番最初に選べるのがいいですね。最前列へのこだわりはとくにないのですが、複数公演を観る身としては、バランスよく席をおさえたい。

 

先行チケットが抽選になってからはそれができなくなってしまったので、すべての公演で一番初めに席を選べるというのはめっちゃデカいです。まさにスターの特権!(笑)

 

hinaさん:やはり席を先行しておさえられるのが大きいですね。

 

ILLUMINUSさんの規模が大きくなるのは嬉しい半面、先行チケットが抽選となってしまった今、この特権を行使できるのがまさにイルミナスターの地位をより特別なものにしていると思います。

 

--イルミナスターを目指す人へメッセージをどうぞ!

 

かずっちさん:ちょくちょくアフターイベントに行って最近のクイズ大会には参加しているのですが難易度が上がっていて正直ズイな〜と思うばかりです。

 

でも、アフターイベントに参加している人は、クイズの傾向がなんとなくわかるので、すこし有利かもしれないですね。

 

皆さんイルミナスターの座を狙っていると思いますが、私はイルミナスターのおかげで多くの公演を観ていてより有利だとは思うので、二連覇できるようがんばりたいです!(笑)

 

hinaさん:この大忘年会に来る方は、絶対全員が欲しがっていると思います。

 

最近の問題は作品内のことだけでなくその時代背景なども出題されるので、そのあたりも調べておいた方がいいかもしれません。

 

ちなみにアフタートークイベントのクイズ大会は難しすぎてまったく答えられませんでした(笑)

編集後記

初代スターたちのリアルな声は、まさにILLUMINUSファンなら誰もが憧れる夢のチケットの真価を教えてくれるものだった。

 

「全公演で一番最初に席を選べる」という特権は、観劇生活における最高峰の願いと言えるだろう。

観劇は、座る席によって様々な制約があり、見える景色もその都度、変わっていく。

推しの表情が見えたり見えなかったり、時には世界観や物語への没入感さえ変わるほどに、舞台と座席との距離は切っても切れない関係にある。

 

その一瞬一瞬を「選べる」特権こそ、イルミナスターが手にした最大の宝物だったのではないだろうか。

 

2024年度、次のチャンピオンシップを制し「イルミナスター」の称号を手にするのは、いったい誰なのか。これからも“夢のチケット”を巡る物語に期待したいと思う。

 

 

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